
「親可社」(しんかしゃ)名前の由来
秋になると必ず耳にする「読書の秋」という言葉。実は「親可社」はこの「読書の秋」に因んで名付けられました。いつの時代から、また、どのような理由で「読書の秋」と言われるようになったのでしょうか。その答えのヒントは、日本ではなく中国にありました。
唐代の詩人として高名な韓愈(かんゆ)による漢詩「符読書城南」のなかで、学問の大切さを伝えています。その中に以下のような一節が登場します。
「時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒。」
「秋になり長い雨期が過ぎて空も晴れ、涼しさが丘陵にも及んでいる。ようやく夜の灯に親しみ、書物を広げられる」という意味です。このように、昔の人も、暑い夏が終わってゆっくり読書できる秋を心待ちにしていたことが分かります。
「親可社」はこの「燈火稍く親しむ可く(とうかしたしむべし)」の節のなかの二文字を取り、学問への熱意を大切にしようとする理念から名づけられました。また、「親可」という言葉は日本語の「進化」と同じ読み方であり、進化し続ける時代と社会に合わせながら行動することを会社の理念にしています。
親可社の業務案内
親可社は、2012年に愛知県で設立し、翻訳出版と著作権の国際取引を行う出版社です。 少部数発行、自費出版のサービスをリーズナブルな価格で提供しています。出版分野は、学術書、教科書、論文集、絵本、自伝、社史など多岐にわたります。 特に、中国語、英語、韓国語など様々な外国語の書籍の翻訳出版を得意としています。 国際的な出版需要が高い中国語圏に対しては、中国語から日本語への翻訳、及び日本語から中国語への翻訳のサービスも提供しています。例えば、日本の大学院で学位を取得した留学生の博士論文の出版等、通常の相場より格安で実現できます。また、親可社では、中国語、英語、韓国語などの外国語の著作物を、日本語に翻訳することなく、原文のまま直接日本で出版することもサポートしています。どうぞお気軽にご相談ください。
すでに海外(母国)で著作を出版されている場合、新たに一冊の著作を書くよりも、日本語に翻訳して日本で出版する方がはるかに簡単で、業績認定や役職昇進の近道となります。日本の高度に発達した活字文化と比較的自由な出版環境により、親可社は迅速に著者の出版ニーズに応えることができます。 また、出版されるすべての作品には、必ずISBN(国際標準図書番号:International Standard Book Number)が発行されます。通常日本の書籍には作品文字数の表示がなく、海外での業績の認定の条件をクリアすることには不向きですが、 親可社では、このような特殊な条件、また業績作りの必要なタイミングに合わせた発行時間の指定など、すべてカスタマイズできます。また、本の完成後は、著者のニーズに応じて、出版された書籍をAmazon.comで販売したり、日本の国立国会図書館に収録したりすることも可能で、よりたくさんの読者の目に入ることを可能にし、著者の国際的な評価を向上させることができます。
よくある自費出版の一例:
中国語6万字(日本語約10万字相当) 、50部印刷、 A5サイズ、128ページ、本文:黒1色刷、本文使用紙:上質紙70kg、表紙:黒1色刷、ボンアイボリー18kg、艶出し加工なし、カバー:あり、コート紙、カラー刷、艶出し加工あり。
本文データ:支給;表紙データ:弊社デザイン;製本:無線綴じ;見返し:あり(色上質 特厚口 一般色);アマゾンによる外部販売:あり。本の完成後、価格は著者が指定し、サンプル部数 10 部が著者の住所に郵送され、残りは販売用に出版社に預けられます。
出版形式 | 外国人翻訳 円/外国語千字 | 日本人校閲円/日本語千字 | 組版及び表紙デザイン | ISBN付きで50部発行 | 日本アマゾン販売登録 | 見本の送料 | 費用概算 | 必要時間 |
外国語のままでの出版 | 0 | 0 | 4万円 | 60万円 | 55000円 | 実費徴収 | 70万弱 | 3ヶ月 |
中国語→日本語の 翻訳出版 | 一般読物: 8000円 学術書: 12,000円 | 一般読物: 1000円 学術専攻:1500円 | 4万円 | 60万円 | 55000円 | 実費徴収 | 160万円 | 半年 |
イギリス人、韓国人 → 日本 翻訳と出版 | 一般的な読書: 9000円 学術専攻: 14000円 | 一般読物: 1000円 学術専攻:1500円 | 4万円 | 60万円 | 55000円 | 実費徴収 | 175万円 | 半年 |
出版作品の展示:

出版の流れ:
- 見積もりについては出版社にお問い合わせいただくか、メール: llj@jpxcn.com (中国語、日本語、英語可)でお問い合わせください。
- 翻訳と出版の確認契約。お客様に、料金の 50 %を前払いしていただき、日本国内からは三菱UFJ銀行へご入金(振込手数料はお客様負担)。
- 翻訳校閲作業が完了したら、一度お客様にデータを送り確認していただきます。
- 組版と表紙デザインの段階に入ります。
- ISBN番号を申請し、書籍印刷の段階に入ります。
- 書籍完成後、見本を一冊を郵送し、著者が確認後、残金をお支払いいただきます。
- 残りの書籍を送付し、Amazonのネット通販登録、国立国会図書館への送付などを行います。
- 出版完了。その後、年に1回ネット販売実績が報告され、売上があれば著作権料の一部がお客様に返金されます。
よくある質問:
- 決済方法と領収書の発行について
中国語圏のお客様はアリペイ(支付宝)による人民元払い、日本在住の著者は円送金も可能です。 50%の入金確認後、頭金徴収済み趣旨の領収書を発行します。 全額入金後、親可社を運営する株式会社小林商事の社印が押された日本語の領収書をお渡しします。 中国在住で、出版補助を受けている方はまず、日本語の領収書が認められるかどうか一度確認する必要があります。日本語の領収書が認められない場合は、中国国内の建設銀行口座までへの振込記録が適用できるか一度ご相談ください。
- 印税と販売不振の場合の在庫処理について
Amazonのオンライン販売を申し込んだ後、お客様は自ら販売ページを確認することができます。 出版社は年に一度、売上を報告し、お客様に印税を振り込みます(通常は定価の10%程度)。長期間販売実績のない書籍の場合、出版社は1年後に在庫をどうするかお客様と相談します。 出版社側で廃棄処理、あるいは残った本をお客様負担で指定住所に送ります。郵送の際に現地で関税がかかった場合、その費用はお客様負担で、出版社は税関申告の協力をします。
- 書籍の発行時期の調整について
親可社は、お客様の申告に応じて、書籍の発行時期を微調整することができますが、過去数年前の日付に遡ることは、できかねます。文字数の表示(最後の版権ページ)が可能です。
親可社
運営会社:株式会社小林商事
〒488-0073愛知県尾張旭市新居町上の田53-1
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